STAFF VOICE 職員インタビュー

横浜市職員の仕事内容や、
1日のスケジュールを知る

誰もが健やかに安心して暮らせる地域づくりができる保健師になりたい!
保健師

PROFILE

保健師

青葉区福祉保健センター

こども家庭支援課

※2025年時点の情報

WHAT WE DO 業務内容

現在の担当業務

こども家庭支援課では、妊娠期から学齢期にわたり、親子が健康に過ごせるよう切れ目のない支援をしています。個別の支援では、妊産婦や新生児・乳幼児の訪問等を行い、こどもの発育や、保護者が心身の不調や子育ての悩みを抱えていないかどうかを確認します。また、集団の支援では、乳幼児健診や育児教室でのこどもの成長発達の確認、育児に関する講座の開催等をします。
こうした日頃の活動で感じた地域全体の課題を、定期的に関係機関との連絡会で共有し、課題解決に向けて共に取り組んでいます。

乳幼児健診後みんなでカンファレンスの画像
育児に関する電話の相談中の画像
母子健康手帳交付時の面談の画像

DAILY PLANNER 一日のスケジュール

8:00

朝のメールチェック(8時)

出勤・朝礼

少し早く出勤し、コーヒーを飲んでリラックスしながら、メールや一日のスケジュールを確認するのが日課です。その後、8時30分から課全体で連絡事項や当日の業務を確認し、係内でも情報を共有してから業務を開始します。

9:00

親子教室(9時)

親子教室の事前打合せ

言葉が遅れているなど、発達に心配のある親子が参加する集団教室を実施するため、事前打合せをしています。教室で経験を積み重ねていくうちに、できることが増えていく親子の姿を見守ることができるのは、やりがいがあります。

12:00

ダイエット弁当(12時)

昼休み

昼食は家からお弁当を持ってくることが多いです。(写真は渾身のダイエット弁当です!)
お昼休みは、自席で同僚とお喋りをしながら過ごし、リフレッシュしています。

14:00

自転車で訪問(14時)

母子訪問

初めての出産で育児に不安を抱えている家庭へ訪問。こどもの成長発達やお母さんの産後の体調を確認し、今後の育児の見通しや、育児手技のアドバイスをします。また、家庭訪問の都度、親子が利用できる地域情報や子育てのサービスもお伝えしています。

16:15

訪問した結果を記録中(16時15分記録)

記録

訪問から帰庁し、親子の主訴や計測した数値など、観察した事実を振り返りながら記録を作成します。
支援に悩んだ際には、周囲の先輩に相談しています。毎回丁寧に今後の支援を一緒に考えてもらえるので、心強いです。

17:15

退勤(17時)

退勤

定時で退庁し、夕食の準備をしています。退勤後は、自宅で好きなテレビをみたり、読書をしたりと充実した時間を過ごせています。

POSITIVE EPISODE 成長できた話

個別の支援を通じて、様々な職種の職員や他部署、地域の方と連携をしながら、包括的に関わる視点を養うことができたと考えています。入庁当初は、周囲をうまく巻き込むことができずに、一人で対応しようとしていました。しかし、保健師一人でできることは限られており、対象者にとって不利益になることを実感しました。今は、目の前の困っている人のニーズを聞き取りながら、内容に応じて、多職種や医療機関、地域の関係機関等へつないでいく、支援のネットワークづくりも保健師として大切な役割だと意識し、業務に臨んでいます。

CHALLENGING EPISODE 困難を乗り越えた話

区高齢・障害支援課に在籍していた際に、自宅で生活をしていた重い障害のある方を支援したことは特に印象に残っています。最初は信頼関係が構築できておらず、訪問時に玄関を開けてもらえない状態で、支援に拒否的でした。そんな中でも、私は保健師として、血圧を測定したり内服の必要性を伝えたりしながらその方と向き合いました。最終的には、支援を受け入れていただき、地域で暮らし続けることができるようになりました。この経験から、支援に抵抗のある方においても、根気強くアプローチを重ね、信頼関係を築いていくことの大切さを学びました。

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