8:30

出勤
出勤後、8時半から朝礼をしており、情報共有や職員のスケジュールを確認しています。
横浜市職員の仕事内容や、
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心理
こども青少年局こども福祉保健部
中央児童相談所支援課
※2025年時点の情報
児童相談所で児童心理司として、こども、保護者等に対する心理診断、心理療法等を行っています。心理診断では検査、面接及び観察を通して、こどもの特性を把握し、問題とみなされる状況がなぜ生じているのか、背景に何があるか、周囲との関係性はどうか等を見立てます。また、こどもが思いや考えを表現できるように丁寧に関わります。心理支援を考える上では、他機関や他職種との連携も重要で、カンファレンスやコンサルテーションも行います。
8:30
出勤
出勤後、8時半から朝礼をしており、情報共有や職員のスケジュールを確認しています。
9:00
心理アセスメント
こどもの年齢によっては2時間ほどかけて検査や面接をします。一時保護中のこどもの場合は、面接後、こどもの様子を職員間で共有します。
12:00
昼食
同僚と外にご飯に行く日もあれば、お弁当の日もあります。
13:00
担当ケースについての打合せ
見立ての共有や、今後の方針等の打合せをします。
15:00
こどもの心理面接
児童相談所に来所していただき、心理面接をすることが多いです。
17:15
退庁&友人とディナー
定時で退庁し、学生時代からの友人と食事に行くこともあります。時には残業する日もありますが、自分の予定やライフステージに合わせて皆働いています。
児童心理司として働く中で、こどもから被虐待体験の話を聞くと辛くなったり憤りを感じたりすることもあります。初めの頃は「こうなったら良いのに」と思う気持ちが先行することもありました。経験を積むにつれ、心理支援をする際には使命感だけで先走らないようにすることを意識するようになり、同時に、それぞれの人に立場や役割があるということに気づきました。多数の心理職と共に働ける横浜市の環境は、心理職としての自分を見つめ直す機会にも恵まれており、成長に繋がっていると思います。
私は新卒採用で横浜市に入庁しており、現在の部署が社会人として初めての職場です。大学や大学院で専門的に心理学を学び、それらの知識は仕事をしていく上での基盤となっていますが、知識だけでこなせる仕事ではなく、児童心理司としてこどもと相対する際に、向き合い方に不安を感じたり、自信が無くなったりすることもありました。そうした時に支えになったのは、経験豊富な心理職である上司や先輩、悩みを相談し合える同僚の存在です。的確な支援に繋がるよう、相談したり助言をいただいたりしながら様々なケースと向き合っています。