2027年9月26日(日)
国際園芸博覧会は、花と緑のあふれる暮らしや社会的な課題解決への貢献を目的に、これまでも世界各地で開催されてきました。今回横浜で開催される本博覧会は、「幸せを創る明日の風景」をテーマに、自然との共生がもたらす幸福感を表現することを目指すものです。
日本において本博覧会のような最上位クラスの国際園芸博覧会が開催されるのは37年ぶりで、1都3県においては初の万国博覧会となります。
開催期間は2027年3月19日~9月26日で、1,000万人以上の有料来場者を見込んでおり、約70の国や国際機関が出展を行う予定です。会場は、大都市でありながら豊かな自然が残っている、横浜市瀬谷区と旭区にまたがる旧上瀬谷通信施設の一部で開催されます。
組織を越えて共に取り組む
現在、横浜市では2027年国際園芸博覧会協会と連携し、会場やその周辺の施設等のハード面の整備を進めています。区役所を含め横浜市全体で協力し、博覧会の成功に向けて、関心や期待、来場意欲を高めるなどの取組を行っています。
また、本事業の主体である博覧会協会には、事務職をはじめ、土木、建築、造園、農業など様々な職種、かつ、職員から部長級まで幅広い職位の横浜市職員が派遣されており、それぞれの知見や専門性を活かして業務を行っています。
「GREEN×EXPO 2027」事業では、来場者の方々の記憶に残る素敵な時間を過ごしていただくため、「人々の暮らしが緑や自然と共にある未来の実現に繋げていくこと」を目指し、会場整備、会場運営、展示、行催事など様々な業務に日々取り組んでいます。私が担当しているのは、会場運営・管理の検討業務で、その取組内容は、来場者サービス、場内清掃・廃棄物処理、警備など多岐にわたります。検討にあたっては、既存の集客施設やイベント等の視察・ヒアリングを行い、運営・管理者視点だけではなく、来場者視点での利便性や快適性も考慮した会場となることを心掛けています。本事業はゼロからのスタートで関係者も多岐にわたりますが、その分事業を進めていく中では、市職員では経験できないやりがいを感じています。来場されたお客様の笑顔を想像しながら、2027年の開催に向けて引き続き業務を推進していきます。
2027年国際園芸
博覧会協会派遣
運営部会場運営課)
2018年度入庁 事務
本事業は、有料来場者1,000万人以上を目指す大規模な国家プロジェクトです。そのため、事業主体である博覧会協会では、私のような横浜市職員のみならず、国や自治体、民間企業等から様々な職種の職員が出向しており、多様なバックグラウンドを持つ職員と共に働くことで、市役所では得難い知見を吸収でき、幅広い人脈を構築することができます。
また、博覧会開催に向け、会場計画や輸送計画、機運醸成など、次第に形になっていく様を肌で感じることができるのも、この博覧会協会で仕事をする魅力の一つだと思います。
私自身、今後も多くの職員との関わりを大切にしながら、職員皆さんの持つ力を最大限発揮し、博覧会の成功に貢献できるよう、業務に取り組んでいきたいと考えています。
2027年国際園芸
博覧会協会派遣
総務部総務課)
2016年度入庁 事務