STORY
横浜市で働く

若手職員による対談

横浜市では、複雑化する行政課題の中、行政イノベーションを目指して多くの若手職員が活躍しています。それぞれの分野で活躍する若手職員が業務へ向ける姿勢や思い、描く将来像などを語ります。

※2023年時点の情報
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総務局
人事部 人材開発課 担当係長
政策局
シティプロモーション推進室
広報戦略・プロモーション課

Q1現在の業務について教えてください。

民間企業における経営感覚や先進的な取組を学ぶため、企業等派遣研修を活用し、1年間損害保険ジャパン株式会社で働いています。派遣先においては階層別の研修プログラムなど、人材育成施策の企画、立案、運営を担っています。

市内でのドラマや映画の撮影支援を通じた、映像による街の魅力発信を行っています。また、職員向けのデザイン研修やプロモーションに関する相談受付など、庁内におけるプロモーションスキル向上のための取組も担当しています。

Q2業務をするうえで大切にしていることや考えを教えてください。

新しいことに積極的にチャレンジし、当事者意識を持ちながら諦めずにやり抜く姿勢を大切にしています。行政とは性質の異なる組織への派遣ということで、これまでに経験したことのない分野、そして慣れない環境での勤務ではありますが、横浜市で培ってきた仕事に対する姿勢やスキルを生かし、日々の業務に取り組んでいます。今後、横浜市を取り巻く環境が変化する中でもこの姿勢を常に忘れずに、新たな横浜の未来を切り拓いていきたいです。

様々な業務を経験してきた中で、1つの事業に多くの方が関わっていることを実感しました。例えばドラマの撮影は、数秒のシーンに役者、監督から撮影受入れ施設の職員まで百人近くの方が関わり、そうした多くの方の協力や調整があるからこそ完成します。業務の多くは、いわゆる正解のないものが多く、試行錯誤の日々ですが、ひとつひとつの関係を大切に作り上げていくことが、最終的に横浜の魅力を創ることであると考えています。

Q3これからどのような職員になりたいですか。また、横浜市でどのように働いていきたいですか。

一人ひとりの強みや個性を生かせる職員になりたいです。職員それぞれが自身の強みを認識し、それを生かして業務に取り組むことができれば、唯一無二の、自分らしい仕事ができると思います。職員一人ひとりの自分らしさを発揮しやすい環境をつくっていくことで、横浜市役所という組織としても、持てる力を最大限発揮することにつながり、結果として、世界中のどの都市も真似できない横浜らしさを創り出していくことができると考えています。

今までは、学びたいという意識が強く、周囲の方にも見守っていただいていたように思います。職員Ⅱへの昇任という経歴の節目を迎えるにあたり、より広い視点で物事を考える力が求められるようになり、経験を職場に還元することができる職員になりたいと思うようになりました。例えば、世の中のトレンドが日々変化していく中で、より伝わりやすい手段を考える力は、現職だからこそ身に付けることができたものなので、異動をしても生かしていきたいです。

仕事とプライベートの両立について教えてください。

仕事とプライベートを両立させやすい環境であると感じています。まず仕事面では「チャレンジしたい、成長したい」という思いを実現する機会があります。例えば、キャリアについて直属の上司とは異なる責任職に相談できるメンター制度や、ビジネススキルや考え方を学ぶことができる希望制の研修などがあります。プライベート面では、計画的に業務を進めることで、概ね自分のペースで休暇を取得でき、家族・友人との時間や趣味・自己研鑽にも力を入れることができます。

横浜市にはロールモデルとなる方がたくさんいます。課内でも、上司としてとても頼りになる方、子育てのためにフレックス制度や在宅勤務を上手に活用されている方、庁内サークルなどで趣味を充実させている方など様々な方がいるので、自分は将来どうなりたいか、何が自分の強みで、どんな仕事でその強みを伸ばしていけるのか等を考えながら働くことができています。また、有給休暇の取得日を友人と合わせて、お店の空いている平日に遊びに行くことが楽しみとなっています。

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横浜市で働く

横浜市が描くビジョン

横浜市の未来に向けた職員としての在り方や、これからの若手職員に求める視点などについて、最前線で活躍する政策担当部署の課長が考えを語ります。

※2023年時点の情報
若手職員座談会
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横浜市の将来像を描いていくうえで大切にしていることや、取り組んでいること

2040年「明日をひらく都市」をめざして

私たち職員は、将来の横浜が目指す姿を市民の皆様と共有し、実現に向けて何ができるかを考えることが大切です。「中期計画2022~2025」では、誰もが希望に満ちあふれた毎日を送れる「明日をひらく都市」を将来像に掲げました。人口減少社会の兆しが見られる中、右肩上がりの成長は見込めません。持続可能な財政運営を目指して「財政ビジョン」を策定しましたが、限られた予算の中では、目標を達成するために最も効果的な事業を選択して取り組むことが求められます。例えば、いかに、大規模プロジェクトを成功させるか、既存施設を効率的に維持管理するかなど、様々な知恵を絞り出す必要があると考えています。特に私は、変化の激しい社会の動きにも対応できるよう、固定概念にとらわれず、新たな方策も含めて柔軟に考えることを心掛けています。

横浜市の若手職員について

一歩前への気持ちを後押しします

協調性がある素直な職員が多く、彼らは組織や個人の目標に向かってきちんと取り組むことができ、困っている人がいれば自分から声をかけて協力することを惜しみません。最近は、社会的にもワークライフバランスへの意識が高まっており、業務効率化や改善に向けた取組も重要です。様々なアイデア、情熱を持っている若手職員も大勢いるので、失敗を恐れずにチャレンジできるよう、その一歩を踏み出す後押しをして、チームで効率的に仕事ができる雰囲気づくりを心掛けています。

若手職員に求める視点・能力

アンテナを高く張って積極的に

世の中のニュースにアンテナを高く張り、国や他都市、民間企業の動向等々、幅広く興味を持って欲しいと思います。仕事のヒントにつながります。また、多様化する時代にあって、ニーズに適切に対応するには、アイデアや知識に基づく新しい取組も不可欠であり、様々な経歴・価値観を持つ職員と議論し、チーム力で課題を解決していくことが大切です。それを円滑にするためにも、若手職員には、是非、周囲との積極的なコミュニケーションを大切にし、謙虚な気持ち、思いやりの気持ちを持つことを忘れないで欲しいと思います。

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