Vol.1
政策調整部政策調整課 係長
工務部建築課 係長
Vol.2
河川部河川企画課
施設部教育施設課
Vol.1
学生時代の専攻
理工学部機械工学科
あなたが思う
横浜市の好きなところ
街並みがおしゃれなところ
休日の過ごし方など
ランニング、家族とお出かけ
学生時代の専攻
工学研究科建築学専攻
あなたが思う
横浜市の好きなところ
開国以降の都市の歴史が詰まっているところ
休日の過ごし方など
早朝からの半⽇旅⾏
Q1これまでのキャリアと現在の仕事
民間企業での生産ライン自動化設備設計の仕事から、横浜市に転職しました。ごみ焼却工場で4年、施設課で7年の経験をしたのちに係長に昇任し、再び焼却工場で2年、収集事務所で2年と、ずっと資源循環局に在籍し、工場の運転監視業務、プラント設備・空調衛生設備の維持管理や工事の設計監督のほか、責任職として庶務や人材育成など、幅広い業務を経験しました。今年度からは、政策調整課で廃棄物処理計画の策定業務等に携わっています。
入庁時は、交通局建築課に配属され、地下鉄の駅舎やバス営業所等の施設改修の設計・工事監理を4年担当し、その後、建築局違反対策課で違反建築物の是正指導を1年経験したのち、係長に昇任しました。以降は栄区区政推進課で、まちづくりに関する業務を3年経験し、再び交通局建築課に戻った1年半後に産育休を取得しました。復職時に横浜高速鉄道株式会社へ派遣され、経営・企画部門を2年担当し、現在3度目の交通局建築課配属です。
Q2成長できたこと
新たな廃棄物最終処分場建設事業において、旧処分場が満杯に近づく中、機械職の主担当として、他の職種の職員や業者とも調整しながら、「計画どおり着実に良い物を作りたい」という一心で、工事の設計・監督をやり遂げたことで、技術的スキル以外にも調整力や責任感が養われました。係長になってからは、自分のことだけでなく、年齢、考え方や経験が様々な職員が、どうしたら納得し、育ち、楽しく仕事ができるかを念頭に職場運営に努めています。良い雰囲気やチーム力を感じた時、責任職として少しは役に立ち、成長したかなと思えます。収集事務所で100人以上を前に朝礼するなど、人前で話す機会も増えており、機械を相手にするのとは違う難しさもありますが、これからも日々成長していきたいです。
区役所で担当した複合公共施設「SAKAESTA」の整備は、施設整備に係る財源確保が非常に難しい中、市でも前例のない施設を、民間の新規開発事業用地に整備するという計画で、市役所内の各部署との調整・民間事業者との協議のいずれもハードルが高い事業でした。担当したのは新任係長の私と入庁2年目の若手職員で、全くの未経験コンビでした。整備コスト削減のために大幅に施設面積を削りつつ、使い勝手や魅力を損なうことがないよう、平面プランを2人で何度も描き直し、関係各所と検討を重ねました。当初は自信なさそうだった職員が、事業が進むにつれて自信をつけ、私の異動後も事業推進の中心的な役割を担って整備完了までやり遂げてくれました。係長として、チームで取り組む醍醐味を最も感じられた仕事でした。
Q3受験者へのメッセージ
私が民間企業から転職したのは、学生時代を過ごした横浜でずっと働いていきたいという理由からでした。横浜市に入庁してごみ処理の奥深さを知り、私は一つの局でキャリアを深めていますが、異動すれば、上下水道、建築、港湾、交通など様々な機械職の仕事に携わることができますし、いろいろな職種の方とも一緒に仕事ができます。職域も職種も多岐にわたる横浜市なら、自分のやりたいことがきっと見つかると思います。皆さんのチャレンジをお待ちしています。
一口に建築といっても様々な業界がありますが、横浜市役所の建築職は、「建築」という専門性を切り口として、横浜という一つの都市に関わり続けられる点が魅力だと思います。就職活動をしていると、進路選択に迷うこと、思い通りにいくこと、失敗したと感じることも多々あると思います。月並みで恐縮ですが、「自分は」どう考えるか、「自分は」どうしたいのか、自分自身に正直であることが、結果(成功でも、失敗でも)を次につなげる唯一の手段だと思います。応援しています。
Vol.2
学生時代の専攻
土木工学科水理学専攻
あなたが思う
横浜市の好きなところ
みなとみらいを含む臨港部の歴史が詰まっているところ
休日の過ごし方など
野球、旅行
学生時代の専攻
電気科電子コース
あなたが思う
横浜市の好きなところ
きれいな街並みがあるなかで自然も豊かなところ
休日の過ごし方など
読書、友達とカフェ巡り
Q1これまでのキャリアと現在の仕事
入庁時は、神奈川区の土木事務所で4年にわたり、道路、下水道や河川等の維持管理を行いました。市民の皆さまと直接関わり、民家と隣接する崖の防護工事等の身近な地域の課題解決に向けて業務を行いました。現在は道路局河川企画課で、河川、水路や雨水調整池等を長期的に維持していくための保全計画の策定、デジタル技術を活用した民間企業との実証実験、大雨災害の対策工事など、計画や新技術の活用検討、工事まで多岐にわたる業務に携わっています。
入庁後、建築局電気設備課に6年在籍し、公共建築物における電気設備の設計・積算・工事監理業務を担当し、主に学校の建替事業や施工マニュアルの改訂に携わりました。現在は、教育委員会事務局教育施設課で、市内の学校施設506校の維持保全を担っており、中でも私は、エレベーター設置事業及び学校からの相談対応等を担当しています。エレベーター設置事業は、インクルーシブ社会における学校のバリアフリー加速化の重点取組であり、全校への早期設置を進めています。
Q2成長できたこと
横浜市が運営するDX推進の取組の一つである、「YOKOHAMA Hack!」を活用して、民間企業が有するデジタル技術を募集し、「河川等の土砂堆積量の把握と分析」に関する課題解決に向けた実証実験を行いました。この取組では、民間企業が持つAIを用いた画像解析の技術を活用し、土砂堆積量の把握と分析において、業務の生産性向上の効果を実証することができました。この経験から、デジタル技術を取り入れた課題解決の可能性の大きさを学びました。維持管理の分野には、アナログ的に目視で点検を行い、記録を紙に残すような業務が今も多くあります。新たな技術を活用し、横浜市が抱える様々な課題解決に向けて、これからも取り組んでいきます。
初めて学校の増築工事という大型案件を任せていただいた際に、成長を感じることができたように思います。当時は設計者や業者が話す専門用語等もよくわからず、とにかく仕事をこなすことで精いっぱいでしたが、わからないことは聞き、自分で調べたり様々な現場に足を運んだりなど知識を深めることで、どうすればより良くできるのかを考え、実践できるようになりました。また、業務に慣れてくると、後輩に仕事を教えることもありますが、自分の復習にもなり、新たな発見も多くあると感じています。これからは、多岐にわたる知識の習得を達成したいです。電気職としての知識はもちろん、ほかの分野の方々と仕事をする機会も多いので、様々な資格取得に挑戦していきたいと考えています。
Q3受験者へのメッセージ
横浜市の土木職は、道路、河川、上下水道、港湾、交通など、市民生活を支える上で欠かせない多くの事業に携わることができます。市民の方々と直接関わってきめ細やかな対応をする業務から、2027年国際園芸博覧会といった国の事業やウクライナ支援等の国際協力まで、幅広い分野に若い時からチャレンジできることが魅力だと思います。自分の持ち味を発揮できる場所が必ず見つかると思うので、可能性を狭めず是非チャレンジしてください。皆さんと一緒に働ける日を心から楽しみにしています。
横浜市の電気職は、私が携わった業務のほかにも、下水プラントや資源循環のごみ焼却工場等の市民生活に欠かせない重要インフラ設備も手掛けており、市全体を支える、重要でやりがいのある職種だと感じています。私も、就職活動時にはたくさんの選択肢があり、迷うことも多くありました。その時は、人の意見にも耳を傾けましたが、本当になりたい自分を想像し、最後は自分の気持ちを大切にしました。迷い考えることは将来役に立つと思います。考える努力を怠らず、今の時間を大切に過ごしてください。